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   トップページへ      嬬恋の別荘 H別邸   2009年12月  サイト管理 (有)土屋建築 土屋紀明 
群馬県吾妻郡嬬恋村大前99-1
TEL     0279-96-0356
FAX    0279-96-1101
 

北軽井沢別荘  H邸居間 
 今回記事分量が多いので写真中心に見たい方は下側にスクロールして下さい。

Ⅰ 建築までの経緯と下準備

Hさんが当社を訪れたのは、昨年の初夏の頃でした。 なんでも土地(
嬬恋村にある150坪位)を相続したけれど、そのままではもったいないので別荘を建築したい(できれば早く)との事。 
まずは話を伺った後、さっそく土地を案内して頂く事に・・・。 その土地は、だいぶ前にある業者が別荘地として売り出した土地だったのですが、今は業者も管理も無く、
いくつかの問題もあったので、建築するまでに少々手間が掛かりそうな感じでした。   それは・・・。

① 土地の4カ所ある境界杭の南の2カ所が見あたらない。
 これについては、以前北側の境界杭の確定をしたことのある黒岩測量さんに依頼。 公図から割り出し、隣地の人に立ち会ってもらい同意がもらえたので新しく杭位置を確定出来ました。

② 水道引き込みが無い。
 嬬恋村上水道の本管は、2区画を挟んだ先の村道の下にあるのですが、Hさんの敷地までの道は共有道路となっており、道路と言え水道を通す地主
(本管までの間の2人)との承諾書が必要になります。  
 これに似たケースで承諾を取れなくて断念したというのも、よくある話です。 まあHさんは打ち合わせでは「井戸でも良い。」とは言って頂きましたが、水の質や維持の点、ボーリング工事の金額面
 も考えると、これは最終手段だろうと考えました。 でも、この件もなんとか承諾書が揃い、嬬恋村水道引き込み工事が出来ました。

③ 隣の土地に売り地の看板があるので、出来れば1区画購入したい・・・。 
 「ついては
(私の方で)連絡を取ってくれないか。」と頼まれました・・・。 看板には電話番号と○○興産の文字が・・。 びみょーな会社名で心配だったが連絡するとちゃんとした不動産屋さんでした。 
 あとは、金額の件も含め直接交渉をしてもらう事に・・。 土地は2区画持っており、揃って売りたいとの事だったが、交渉の末、納得出来る内容になったので、2区画購入したそうです。


Ⅱ 別荘の計画

 建築前の問題点がうまく片づいたので、設計段階に移行。 新規に購入した2区画で確認を取り、別荘を建てることに・・。 土地が大きくなった分、東西に広いプランが計画可能になりました。
 Hさんのから要望をまとめながら、私の考えを付け加えた、設計概要と説明です。 

間取りについて    ※施工後の詳細写真は下側をスクロールすると出てきます
 玄関       靴入れは設けず玄関をすっきりさせる。
 玄関納戸    Hさん一番の要望でした。 通常、ここで靴収を脱ぎ、靴棚に置いて居間に・・。 自転車や原付バイクなどを収納。  釣り具等や収納 冬はスキー等で使用するのでスキー置き+乾燥室用途も 
 居間・食堂   LDK会わせ広く、開放的な空間。  ソファーベットを置き、来客が多い時に対応する。  ダイニングテーブルでの食事。
 キッチン     対面型オープンキッチン   キッチン以外の食器棚収納や、家電置き場、ゴミ置きも綺麗にデザイン。 600幅の冷蔵庫を収納可能に。
 主寝室      3台のベットを置ける寝室との要望。  収納・クローゼットも考慮  1階に計画
 来客用寝室   多目的に使えるよう和室とする。 必要十分な布団を収納できる押入が必要(クロゼットも) 別荘らしい和室   2階に計画  障子を開けると居間と緩やかに繋がる
 トイレ       1階と2階に2カ所計画   手洗いは必要  収納を考慮  タンクレストイレ

 洗面所       カウンター+洗髪対応大型ボウル+洗髪対応水栓  別荘なので収納より美観優先。 640角の洗濯機パンの設置。
 浴室         ユニットバスで良いとの事。 少し大きめの1.25タイプで計画
 ウッドデッキ    食卓テーブルを置き、食事を楽しめるよう、広めのスペースを確保し、少しの雨や日差しが強いときでも、快適にウッドデッキが使えるよう電動オーニングを取付。

断熱性能
 
 LDKは容量の大きな空間ですし、冬も頻繁に使用するとの事。 それに見合う十分な断熱性能は必要だと考えました。 
(実際の仕様はこのページ下の断熱データーを参照)

冬期の暖房計画
   
 居間に設置した大型の灯油配管式FFヒーター1台でLDK、玄関、吹き抜け、2階和室を暖房。写真1 
(建築後の確認でも、空間が大きいため、暖まるまで少々時間はかかるが十分な暖房できます。) 
 寝室は小型の灯油配管式FFヒーター1台で暖房。写真2
 洗面や1階トイレ、浴室などは洗面カウンター下スペースを使った床下部分に深夜電力を使った電気式蓄熱暖房機を設置 写真3 
水道凍結防止にも
 玄関納戸のスキーの乾燥、洗濯物乾燥を目的とした乾燥暖房換気扇 写真4 

写真1 写真2 写真3 写真4

夏期の通風・日射遮蔽 
 都市部では夏の暑い時期エアコを使うのが常識でしょうが、北軽井沢周辺では真夏でも外気温が上がらないためエアコンは無くても快適な家は出来ます。 
 もちろん屋根の焼け込みが室内に入るようなレベルの家では無理なので、十分な屋根や天井面の断熱(高断熱性)は必要になりますが・・。

 (と言うか別荘が昼、暑すぎてエアコンを付けた話も聞くが、それは間違いなくまだ一般的な断熱レベルの低い家の事です。) 
 では、単に建物の断熱性能が高いければ(Q値が低いければ)いいのかと言うと、そんな単純な話ではありません。 
 つまり断熱性能が高いのは、言い換えれば、「暖まりにくく冷めにくい」と言う事なので、例えば断熱性能の高い家の場合、真夏の午前中は屋根が焼け込ん
 でも、また外気温が上がっても、窓さえ開けなければ暖まりにくいので、朝までの冷気で涼しく過ごせます。
(これはQ値が低い家共通。)
 しかし、午後2~3時過ぎ位になってくると屋根の焼け込みが室内に入らなくても、日差しがガラスを通して室内の床やカーテンを暖め、 徐々に建物内の温度が上がっていくので、外より暑くなってきます。 
 
 そして夕方過ぎ外が涼しくなった時、一般的な家では昼間熱くてもすぐ冷えるのに対し、断熱性能が高いと「冷めにくい」と言う特性上、昼間の暑い温度を保温する傾向にあるのです。
 
これが高断熱住宅のクレームで多い「高断熱の家を造ったのに夜は暑苦しい。」と言う批判。 断熱住宅建築の経験が少なくかったり、特性を理解していないなど、今までの家の感覚で単に高断熱にする家に多い。
 では、どうするべきなのかと言うと、「①室内を暖める原因の日射を室内に入れないようにする。」「②暖まった室温を通風によりすみやかに排出出来るようにする。」
 と言うこの2つです。 ではH邸の具体的対策はと言うと・・・。

 
① 日射対策 
 窓ガラスをLO-Eガラス
(高性能断熱ガラス。通常のペアガラスに比べガラス面に薄く金属コーティングしてあり、熱放射による熱移動を反射により少なくできる)にする事で暖まりにくくしました。
 西側にはあまり大きな窓を付けないようにする。
 南面の吹き抜け上側の窓の対策は、屋根を棟側に広くする事で直射日光が入るのを防ぐ。 
(冬は太陽高度が低いので日射は入り暖まるが、夏の太陽高度では直射日光が入りにくくなります。)
 居間の大開口の引き違い窓の対策は、ウッドデッキ用の電動オーニングを、少しだけ引き出して止める事で、窓の日差し避けとしても使えると考えた。 
 
 
② 熱気の排気通風
 一般的に部屋が暑い時、空気を入れ換えようと思えば普通は窓を開けるのでしょうが、うまく風が吹いていないと換気出来ないですよね。 実際、熱気を抜くのが風まかせでは困ります。
 でも窓の位置を考えれば風に頼らなくても熱気を抜く事は可能です。 では、その排気する窓位置はと言うと・・・ズバリ高い位置です。 
 ようするに、熱気は膨張して軽くなっているため上に集まり、外に出るよな圧力もかかっています。 でもそれが塞がれているから熱気が室内にこもるのです。
 ですから、高い位置に熱排気用の窓を開け、低い位置の窓から吸気するようにすれば、風に頼らなくても換気出来る訳です。
(これを温度差換気と言います。
 尚、排気窓位置は高ければ高い程効果がありますし、窓より上の空間があると、熱気溜まりが出来てしまうので、最上部に取り付けるのが肝心です。)

 私は、別荘や住宅で設計する際、夏の熱気の問題は重要だと思っていますので熱気排気の方法を必ずプランに盛り込むようしています。

 それで、今回のH邸での熱排気窓は吹き抜け最上部にある横滑り出窓です。 もちろん高い位置にある窓を通常の方法では開閉出来ないため、低い位置から開閉出来る装置が必要になります。
 H邸では1Fから簡単に操作できるようリモコンによる電動開口の方法を採用しました。 (下写真参照  窓上側にあるのがリモコン受信部で、窓横の四角い箱が電動モーター )
北軽井沢別荘  H邸 居間熱気抜き  

Ⅲ 建築工事 ・ 完成後

□ 工事
工事前には色々ありましたが、プランに関しては、最初に提示した2案(当初、駐車場付プランも検討)のうちの1案にすんなり決定。 これを元に少し修正したプランで契約にになりました。
また、地盤調査の結果、表層すぐ下が良好な地盤のため、地盤改良どころか布基礎で十分OK (付近の地盤はかなり良いとは聞いていた。)
瑕疵担保保険は、ハウスジーメン の保険に加入。 建築完了の12月末で、追加工事のカーテン工事も含めなんとか引き渡す事ができました。
尚、建築工事に入っていた、外部アプローチ灯、樹木用照明は 春を待って造園工事と一緒に施工する事なっています。 

□ 完成後
今回のH邸は、当初はもっと時間がかかるかもしれないとは思っていましたが、それが年内完成と言う以外にすんなり進んだ理由に、プラン作成の段階で提示した、平面や立面はもとより
、照明計画や器具、内装材等の仕様。キッチンやタイル割付などの提案が全部ではありませんが、ほぼ、そのままOKになったのが大きいと思います。 ただその分、仕上りには責任も感じる訳ですが
完成後は、感想を伺った所、かなり満足しているようなので安心しました。
□ 道路の雪かき
本来、別荘地の道路(私道)の雪かきは別荘の管理事務所が行います。(その分管理費や雪かき料金などがかかりますが)今回のように管理の無い土地では、村道脇の土地とか、隣がペンション経営してい
る土地は別として、別荘敷地までの道路の雪かきを考えなくてはいけません。 そこで、「だれかに村道~敷地までの道路除雪を頼みたい・・・。」と言うことになり、私が仲介する事にしました。
最初は、H邸から少し離れた別荘地の管理人さんに話をした所、本社でも委託はOKとなり受けてもらそうでしたが、残念ながら、少し遠い事や管理している別荘地が優先となってしまうため難しいとの事。
そこで、村道除雪を委託されている人(この除雪エリアの人は個人で機械を持ち委託されていた。 普通、建設会社のケースが多い)に直接お願いして、村道除雪の際、別荘敷地までの除雪契約となりました。
  ■ 外観

 


















別荘建築 H邸

南面の様子 




北面。 屋根形状は棟部分に向かって広がるようになっているが、
南の日射対策と共に、北バルコニーの防腐対策。
 
電動オーニング寸法は間口3600 出3000

 
外部仕上げ材を考える・・・。
外部の仕上げ材は、別荘らしい外観になる仕上げを考えつつ、将来あまり無駄なメンテナンス費が掛からないよう考慮しました。

上部加工板   杉赤み板張りノンロッド ブラック色塗装
  
木材の板張り外壁材は別荘らしくて好まれるのですが、やはり耐久性では少し劣ります。 特に雨にあたる部分は傷み易いので、雨水のかからない位置に・・。
杉材でも、赤み
(木の中心部分の色の濃い部分を赤み、外を白みという。(年輪参照) この部分は木自体の防腐成分が多いため腐りにくい。)材だけを選定
塗料は撥水、防腐性に優れたノンロッド。 色はHさんの希望の黒としました。

外壁下部   KMEW 窯業系サイディング 
外壁下部は、風雨や、軒からの雨落水が多少かかると思われるので、耐久性のある材料と考えました。
KMEWサイディングは住宅用の専用外壁建材として開発されているため、雨や紫外線などの耐久性は十分あり、安心して使用できます。 

軒天井 ホワイトアルミ板

□ 別荘とキツツキ
林の中のに建つ別荘では、軒天井がキツツキに穴を開けらる被害は多く、板張りだろうと、ベニアだろうと、ケイカル板(通常白っぽい軒天井材はこれ)だろうと関係なく穴を開けます。
穴の奥を覗いても、餌の虫を採ったようにも見えないし、巣にしている訳でもなく、ただ本能で穴を開けているようです。 穴は、見た目を気にしなければ、あいたままでも殆どは問題ありませんが、たまに
スズメバチが屋根裏で巣を組んだり、ネズミなどの野生生物の出入り口になったりします。  では、簡単な工事だろうし修理すれば・・・と思うでしょうが、高い位置にあるため、足場工事は必要になりますし
塗装工事や大工工事も、内容より諸経費の方がかかってしまうので、修理代も馬鹿になりません。 しかも何度修理しても、翌年には穴が開いている事も多く、あきらめて穴だらけにしておく別荘も少なくありません。  
□ 軒天井
H邸の軒天井材は、容易にキツツキが穴を開けられなく、耐水性、耐久性(今後塗装塗り替え不要)に優れた材料として、ホワイト色に焼き付け塗装されたアルミパネル(芯材は樹脂)板を選択。
取り付けは、白色ステンレス釘打ちとしました。 見た目に近い、ケイカル板に白色塗装した工事と比較しても、材料や手間(加工しにくい)分を高額にはなりますが、
キツツキ穴被害の心配がなくなる事に加え、塗装工事が不要なので、その後の修理、メンテナンスを考えればすぐ差額回収可能な工事です。

破風板 ガルバニウム白色鋼板巻き
□ デザイン
本来は、破風板は薄くして屋根を軽く見せたいと常々考えているが、吹き抜け部分を屋根勾配通りに断熱をしようと思うと、どうしても破風板が大きくなってしまう傾向にある。
今回は吹き抜け部分には断熱性能上、どうしても垂木は230mm(断熱材200mmと通気層分30mm計230mm)必要と考えたが、それを隠すための妻側の破風板は更に大きくなってしまう。
そこで、妻側は少しでもボリューム感を減らす為2重とし、軒先に向かって斜めに小さくする事で、軒先側の破風板を小さくする事にした。 
□ 仕上げ
破風板は、雨に当たり易く、傷み易い部分ですので、一般的に見られるような木材に塗装仕上げでは、本来、数年での塗り替えが必要になります。
特に、外壁や軒天井の耐久性が高いと、破風板のみの塗り替え工事のために、足場を建物外周部に設置する必要になるため不経済です。
そこで 今回破風板をガルバニウム鋼板で巻くことで、今後ほぼノーメンテナンスで済むよう対応しました。

ウッドデッキの防腐対策   
ウッドデッキの工事は、今まで何度か施工例で紹介しているように、耐久性に考慮した、当社での標準的な施工方法で行いました。  
 ■ 玄関アプローチ・納戸
 



自転車や原付バイクは玄関納戸に収納するので
押しながらの出し入れを考慮し納戸は大開口引込戸に。
玄関ドアは既成品では対応できないため、
建具工制作の大型断熱戸を一直線上になるよう計画。
ポーチ床は、段差があると大変なので、スロープとした。



 
壁は3×10の針葉樹合板をサンダー掛+ジョイント部目透かし溝加工をした上に化粧張り。
着色は自然塗料(オリンピックステイン)を、木目をつぶさない程度のホワイトグレー色に調合し塗装
尚、壁が合板なのは、将来フックや棚をどの位置でも増設取り付け可能にするためである。

   

玄関納戸の奥面。 右写真部分はバイク・自転車置場。
左写真に見えるの物入には、外部作業道具などの収納用。
また、左写真手すりはスキーを立て掛け、上にある乾燥暖房換気扇で
タイマー運転することで、スキー乾燥に使えるよう計画した。

(今はステンレスバーも取り付けてあり、洗濯物干にもなっている。)



引込戸の
間の壁は、絵を飾る壁として
大きめに額取付下地をした上でピクチャーライトを付けた。

 ■ 居間 ・キッチン
 

室内の仕上げは、壁は和紙クロス。
床はナラ無垢材のフローリング(特A品) 
吹抜天井は 石膏ボードの上に柳杉加工板(赤み選定品) 
 
梁はRW集成材かんな掛ウレタン塗装仕上げ。



上部の窓は景観・採光と共に、夏の熱気抜き通風用も
兼ねている。一番高い位置の窓はリモコンにて開閉可能。


フライファンは、別荘の冬の暖房開始時の温度差解消に便利。


   

写真左 キャットウオークは、窓ふきメンテナンスは自分で
したいとの事から設置。(窓は内側から外側窓拭可)
手すりは景観を悪くせず軽く見えるようにステンレスパイプとスチールワイヤーを使用した。
手すり上部笠木は、下からみてシャープに見えるような形状に工夫してみた


写真右 キャットウオークに立って上がり口を見た様子・・・。
奥に見えるのは窓拭道具や脚立収納のため物入、上がり降りを安全にする縦手摺




オープンキッチンなので吊り戸棚は無いが、
引き出し式収納タイプのキッチンなので収納量は十分すぎる程ある。
天板は石目調ホワイトの人工大理石。 

奥の窪みは600幅の冷蔵庫が綺麗に収まるようになっている。




 


左写真 奥にあるトイレと洗面入り口は居間から見えない位置にレイアウト。
ヒーター熱が行き渡るよう間仕切りしないため図面上の配慮をした。

写真右 階段上から吹き抜け側の様子。







居間よりキッチン側を見た様子。
右側に見えるドアは玄関納戸の入り口
通路奥に見える左のドアが寝室入り口 


   
キャットウオークに上がる為、軽量なアルミ製ロフトはしごを設置
写真のように引き出す事で軽く勾配が緩くなるので登り易くなる


はしごの奥はLDKと2階和室用の灯油配管式FF暖房。断熱性能が高い為1台で十分暖房可能。
ただ熱が行き渡らせるため、間仕切りを少なく開放的なプランにする必要はある。




INAX製のキッチンを使用
対面収納部分のカウンター(家電棚・配膳用)は長い材で
デザインしのだがINAXの既成品対応が出来ないため
600幅のタモ集成材を加工しウレタン塗装仕上げ。
カウンター下には分別用ダストワゴンを設置

壁には白いタイルベースにガラスのモザイクタイルをポイントで使用。
タイル目地はINAXキッチンクリーン(詳しい事はここ参照)
もちろん調理器具はIHである。




家具搬入前の夜の様子。
キッチン居間側に椅子を置きバーカウンターに使う事を想定して上部に小型DLを配置。


左側の棚は飾り棚兼電話台 可動ガラス棚を3段設置し上部には
演出のためピンスポットライトを設置した。

 ■  1階寝室 


 
3台のベットを置くように依頼されたベットルーム。
腰壁と天井は柳杉(赤み)板張り。
腰上は和紙クロス


   
 

写真左 ベットルーム用収納。
右(写真側)は寝具入、左クローゼット収納


写真右 居間と寝室のクリンヒーター上部スペースを利用した収納。
収納床面はビス止め。ビスをはずせば排気管のメンテナンスが出来る
 ■  2階和室 

 

 
2階和室の障子と襖を開けた南面の様子。
障子の奥は居間吹き抜けにつながっている。

壁と建具の仕上げは同じ和紙クロス仕上げとした。
天井は、居間吹き抜け面と同じ高さ、同じ仕上げで
石膏ボードの上に柳杉加工板(赤み)を糊付張りとした。

  



 
和室は他家族の来客用の寝室として対応出来るよう
約7畳(3m×3.6m)の和室にたっぷりとした収納(0.9m×4m)付き



景観の良い北面には掃き出しの外付けサッシを取り付けた。
夏の午後はこの窓と南面の障子を開け、吹き抜けの電動開口窓
を開ければ一直線に風が通り、熱気が抜けるように考えてある。

 
 ■  水回り・その他



人工大理石カウンターと埋め込み洗面。下側1段はタイル貼
水栓は洗髪対応 鏡はオーダーに切詰、照明器具で押さえて取り付け。




洗面カウンターの反対側の様子。 640角の洗濯機パンと小物収納の物入れ



 

2F便器は水源が近くタンクレスだと水圧が足りないためロータンク付きに



INAXのユニットバス1.25坪タイプ。


1階トイレ 便器はタンクレストイレのTOTOネオレスト。 1階のトイレには手すり付の紙巻き機を設置
トイレ収納は写真では確認できないがTOTO壁埋め込みタイプの収納を便器脇壁に設置してある。




電動オーニングは強度の高いドイツのmarkilux製
途中で止める事で、掃き出し窓の庇代わりにもなる。
 ■ 電気式蓄熱暖房を使った水抜き不要システム 
 
この建物は、別荘の管理事務所が無い土地と言う事もありますが冬期の水道凍結防止の管理は自分で行う事になります。  一般的な水抜き方法を覚え自分で行う話もありましたが、手順が煩雑かつ時間もかかる上に
 手順を間違えると器具や給湯器などを壊してしまうなどの事や、冬も頻繁に利用したいと言う事などから、管理の楽な水抜き不要の凍結防止システムを組む事になりました。
 凍結防止システムの詳細や、コスト計算などは別荘建築のアドバイスの特集記事冬の凍結防止対策 に詳しく掲載しています。




写真上 
洗面カウンター下側に凍結防止の熱源(深夜電力の蓄熱暖房機2KW)を設置。 左の機械はFF給湯器です。床面のがらりは床下の熱を洗面室の暖房にも利用するため。尚、同じようにがらりは1Fトイレにも付いています。


ンニングコストを考え、凍結防止のための床下の暖房範囲は水回り配管のある所のみ。 (蓄熱暖房2KW1台の熱源で間に合うように・・)尚、基礎には床下を保温出来るよう基礎立ち上がりと土間下位置で断熱(防湿)。

それ例外の凍結防止とは関係無い場所は基礎パッキンをはさんで土台を取り付け、床面で断熱をしてある。尚、土間コン下に防湿シート敷



洗面入り口対面の物入床面に設置した床下点検口
 蓄熱暖房機や給湯器などのメンテナンス用入り口
尚、本来この物入れは、掃除機を入れるための物
壁のコンセントは居間のFAX電話棚からの
コンセントと電話配線差し込み用、。
棚はネット接続のモデムと無線ルーターの台




玄関納戸壁に、ブレーカーやメンテナンス
用のリモコン類を集中して配置した。
 別荘帰宅、到着時に集中して確認や操作が出来る。
 尚、操作方法はネームプリントで制作し壁に貼付た。


換気システムコントローラー(写真上)
蓄熱暖房機コントローラー(写真下右)
暖房換気扇コントローラー(写真下左)




断熱データー


 屋根断熱 高性能グラスウール16kg品200mm  天井断熱部分 吹き込みブローイング断熱材 ロックウール300mm    壁断熱 高性能グラスウール16kg品100mm     床断熱 押し出し発砲ポリスチレン3種65mm   
 窓 シャノンプラスチックサッシ ・YKKアルミ+樹脂複合サッシ       ガラス12mmLO-Eアルゴンガス入りペア     ドア 木製建具工製作 押し出し発砲ポリスチレン断熱材30mm挟み込み
 暖房機器  灯油配管式FFヒーター 2台   深夜電力利用蓄熱暖房機 ユニデール4KW品(洗面床下暖房及び水抜き不要システムを兼用)  暖房・乾燥機能付き換気扇(玄関納戸のスキーや洗濯物などの乾燥用)
 換気 3種セントラル換気 日本住環境
 
 住宅住宅瑕疵保険加入会社   ハウスジーメン


 ■  
冬の凍結防止対策 H別邸水抜不要のシステム 

 お問い合わせのはこちらから (^-^) 

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